通〜ぶりズム

街を通ぶって歩く、通〜ぶりストたちによるブログです

“なんちゃって”が地球を救う

 

最近の地球は機嫌が悪いと思う。

なかなか雨が降らなかったり、と、思えば雨が長引いたり、今年の冬はあまり寒くないと思っていたら、つい最近大雪が降って何百人もの人が足止めされたりしていた。

私はまだ生きてきて20年ちょっとしか経っていないが、幼い時は四季が今よりもしっかりと感じられてように思う。春は暖かくぽかぽかと。そして雨が降り、7月には止んで暑い夏が始まる。9月ごろから少しずつ過ごしやすい気温と風が吹き、木々が赤や黄色に色づき、11月になったら衣替えをして冬支度。そして3月になったら暖かい日があったり寒い日になったりしていた。

しかし今では夏と冬しか存在しないのでは?と思うぐらいに季節の分かれ目を感じにくくなっている。

 

この地球温暖化と言わざるを得ない状況を少しでも緩和する手段として、植物性食品を積極的に摂取する生活をやってみないか?

 

動物性食品を一切摂取しない完全菜食主義として知られるヴィーガン

2018年にイギリス・オックスフォード大学が中心となって行った研究では、「ベジタリアンの食事にすると63%、ヴィーガンの食事にすると70%の温室効果ガスを削減することができると発表されている。[1]

環境から考えると、ヴィーガンになることが理想的ではあるが、ヴィーガンになれないなら、肉や魚だけを食べないベジタリアンになるという選択肢もある。経済的、時間的、そして今までの生活を変える難しさがある。

 

では、牛乳を豆乳に代えてみたり、挽肉を使う料理を大豆ミートや豆腐に代えたりするのはどうだろう。自分にできることから少しだけでも”なんちゃってヴィーガン”生活を取り入れてみてほしい。このような小さな心がけを一人一人が行うだけでも、未来への大きな変化になっていく。

 

地球の機嫌を直すのは、私たちだ。

 

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これは恵比寿のヴィーガンカフェで食べたヴィーガンハンバーガーである。

 

[1] OXFORD MARTIN SCHOOL 「Plant-based diets could save millions of lives and dramatically cut greenhouse gas emissions」https://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/news/201603-plant-based-diets/(2021年1月21日閲覧)